いい人アピール 

本日3度目。

父から電話がかかってきて、年少の者が入院する話をしたら、
「大変だなあ。オレが行ってもしょうがないか?」と言われた。
「遠いから、来なくていいよ」と答えた。
電話を切った後で、こういうやりとりをよくやっている覚えがあった。
父は私が断ることを知っているんだと思った。

子供の時に、父に「お前はねだったことがないな」と言われた。
いつも「いらない」と言っていた。
父が何かほしがるのを嫌がることを知っているから。
私は父に好かれたかった。

父はご飯をお代わりする時に、「一口くれ」と言って、
一口よそうと、「一口と言ったら、半分よそうもんだ。
半分と言ったら、一杯よそうもんだ」と言った。
父の故郷の習慣らしい。

本音を言わずに遠慮する文化の中で育ったのだろう。
父の「~しようか?」は本音ではなく、いい人アピールだったようだ。
それに気づいたら、いや~な気分になった。
でも、いい人ぶるのは私にしっかり引き継がれている気がする。
自分の中にあるものだから、嫌な気持ちになるのだと思う。
できるだけ本音を言いたい。そのほうが気持ちよさそう。