虐待の連鎖とか 

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画像は朝散歩する時に行く公園のパンジー。

少し前から考えてきたことなんだけど、
虐待が連鎖することが多いのはなぜなんだろう?
ニュースでも悲惨な事件が報道されているし、
本を読んだり、自分自身の経験からしてみると、
子供を虐待する親は、自分自身も親から虐待されていることが多い。
自分がされて嫌だったはずのことを、なぜ子供にしてしまうのか。

子供は暴力で押さえつけられて育つと、
それが当たり前の感覚になってしまうのだろうか。
だから、学校へ行くと自分より弱い者をいじめ、
大人になると部下をいじめ、
親になると子供をいじめてしまうのかもしれない。

一昔前は社会全体が、上の立場の者が
下の立場の者に、威圧的になることを認めていたような気がする。
学校でも体罰は普通に行われていたし、
親の子供への暴力は『しつけ』という名前で黙認されていた。

時代というのも関係あるのではないだろうか。
日本では江戸時代までは、意外と子供を厳しく扱わなかった
と聞いたことがある。
戦争に向かっていく時代には、上に逆らわない、
黙って死んでいく兵士を作るために、
暴力的なしつけが必要になったのかもしれない。
日本だけの話ではないけれど。

一度連鎖になってしまったものから抜け出すには、力が要ると思う。
その力が本物の『知性』とか『教養』とかいうものではないだろうか。
自分が親や社会から受け取ったものが、本当にいいものかどうか疑う力、
自分の頭で考える力が必要なのだと思う。